見てある記・食べある記
佐賀県 2004年3月
やきものの聖地―伊万里・有田
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江戸時代より世界の注目を集めていた有田の焼き物。ヨーロッパの王侯・貴族の間で大ブームを巻き起こした`オールドイマリ(古伊万里)aはあまりにも有名である。鎖国状態の日本でこの“イマリ”だけは世界を駆け巡ったわけである。世界の人々が感嘆の声をあげたという「柿右衛門様式」や「古伊万里様式」は今も私たちを魅了してやまず、その伝統と歴史は現在も脈々と受け継がれている。

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 有田の街は、現在も数多くの窯元があり、陶磁器ショップやギャラリーをはじめ、磁器でできた狛犬や鳥居が立つ陶山神社、窯道具を使ったトンバイ塀など、焼き物の街ならではの景観を見せてくれる。また焼き物のテーマパークや美術館も充実しており、絵付け体験やアウトレットショップも楽しめる。

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 佐賀県・小野理事長が愛してやまない『秘窯の里・大川内山』は、鍋島藩の御用窯として古伊万里や柿右衛門とは一線を画した格調高い意匠であった「鍋島焼」の伝統を今に伝えているという。有田から優秀な陶工を選んで移らせ、将軍家への献上品や諸大名への贈答品、鍋島家中で使うもののみを焼かせたというこの地は人里離れた山間にあり秘窯ムードが今も漂っている。
  虹の松原
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唐津まで足をのばせば、三保の松原、天の橋立と並び日本三大松原に数えられる『虹の松原』を見ることができる。5kmの長さにわたってなんと100万本のクロマツが群生しているという。全景を望むには近くの鏡山からが絶好のビューポイント。また、楽焼、萩焼と並ぶ「日本三大茶器」の一つである唐津焼は、繊細で華麗な磁器とはひと味違う、わび・さびの世界が堪能できる。
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(写真1)(写真2)(写真3)伊万里市内から約6km離れた大川内山。佐賀36万石の大名・鍋島家が、幕府や大名、朝廷などへ献上品を作るための藩窯を有田の南川原から伊万里の大川内山に移し、秘窯とした。手間と費用を惜しまずに焼かせた磁器は、その格調高い意匠から『鍋島焼』として独立した呼び名がある。現在も秘窯ムード漂う大川内山には30軒の窯元が細い路地にひしめき、近くの鍋島藩窯公園とあわせ、散策が楽しめる。

(写真4)焼き物のテーマパーク有田ポーセリンパーク。世界の陶磁器が一堂に集められている。

(写真5)有田では、登り窯を築くのに使用したレンガや使い捨ての窯道具を赤土で固めて作ったトンバイ塀を見ることができる。

(写真6)(写真7)-7400年の歴史と伝統を誇る伊万里・有田焼。清楚で気品に満ちた姿は人々を魅了してやまない。

(写真8)陶磁器の基礎知識を得るには最適の佐賀県立九州陶磁文化館。

(写真9)(写真10)長さ5km、幅500m〜600mにわたり100万本のクロマツが群生している虹の松原。中は道路が通り、絶好のドライブコースとなっている。

(写真11)土ものの味わいを見せる唐津焼。

(写真12)高級牛として「松坂牛」「神戸牛」と並び高級肉として知られている佐賀牛。

(写真13)呼子のイカの活き造り。その透明さにはただただ驚くばかり。もちろん味にも。
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